今回は「貯蓄型の生命保険が不要な理由」について、わが家の実例をもとにご紹介します。
・節約額:
・手軽さ:
・わが家の節約額は年間22万円節約できました!
・生命保険に入るか検討中の方
・すでに生命保険に入っている方
・保険代で家計が苦しい方
貯蓄型生命保険の問題点は結論、次のとおりです。
【貯蓄型生命保険の問題点】
・高い保険料の割に少ない保障額
・加入した時点で、保険会社が儲かる(高い手数料を取られている)
・生命保険料控除の控除額はわずか。節税効果は期待薄
保険は、家計の大きなウエイトを占める固定費の代名詞です。
・「保険」を掛けるなら、「少額の保険料」&「高額保障」の掛け捨て保険!
・「貯蓄」したいなら、預金や資産運用を選ぶ!
見直しは手間に感じるかもしれませんが、見直しの効果は大きい部類です。
家計のためを思って、頑張りましょう!
生命保険に対する考え方
生命保険に対する考え方は下記のとおりです。
・「保険」を掛けるなら、「少額の保険料」&「高額保障」の掛け捨て保険!
・「保険」に、預金や資産運用の機能を期待しない!
「生命保険に貯蓄性を期待してはいけない」というのが、今回お伝えしたいことです。
貯蓄型生命保険はなぜ不要なのか
貯蓄型の生命保険が不要な理由は下記の通りです。
【貯蓄型生命保険が不要な理由】
・高い保険料の割に少ない保障額
・加入した時点で、保険会社が儲かる(高い手数料を取られている)
・生命保険料控除の控除額はたかがしれており、節税効果は期待できない
「貯蓄型生命保険(終身保険)=貯蓄商品」と考えている方もいらっしゃると思いますが、これは間違いです。
低金利が続く今日では、貯蓄型生命保険に加入することは、「固定の低金利で長期契約を結ぶこと」になり、資産運用の機会ロスになりかねません。
よく営業のセールスでは
と言われますが、この言葉を信じてはいけません。
返戻金は解約するまで使えませんが、保険料分のお金が手元にあれば、好きな時に、自由に使うことができますし、自分で資産運用を行うことも可能です。
すでに加入している場合はどうする?
解約を検討しましょう。
その際、「これまで払った保険料」と、「現時点で払い戻されるお金」を比較して、元が取れるまで契約を継続しようとするのはやめましょう。
保険の提案書やご自身の保険証を見て、この先数年も元本割れが続くことが分かる契約は、解約したほうが良いです。
わが家も私(夫)が加入していた生命保険は、これまで支払った保険料が約88万円だったのに対し、解約返戻金が約51万円でしたので、約37万円を損切しました。
払済保険の営業に注意
解約する際、払済保険をすすめられることがありますが、加入は不要です。くれぐれも注意してください。
【払済保険とは】
まだ保険料の払い込みが終わっていない保険に対して、今後の保険料の払い込みを中止し、受け取る保険金額を下げた保険に変更した保険。
一例として、保険金額500万円の貯蓄型生命保険を払済保険にすると、今後の保険料は支払う必要がない代わりに、保険金額が100万円になるというパターンです。
解約すると、解約返戻金が入ってきますが、その解約返戻金で契約できる保険に再加入するイメージです。
しかし、払済保険は本当に必要なのか考える必要があります。
・何のために保険を解約したのか
・何のためにその保険に入るのか
・そもそも100万円の保障で足りるのか
をしっかり考えましょう。
解約返戻金は何に使った?
我が家では、解約返戻金の約51万円は、ネット証券で投資信託の購入にあてました。
自分の保険が不要かどうか迷う時
「今入っている保険が不要なのか?」と迷った時には、第三者に相談して意見をもらうのも一つの手です。
ただ、勧められるままに不要な保険に入らないよう、
自分にはどのような保障が必要か、
事前に考えを整理しておくのがオススメです。
保険に勝る資産形成は?
そもそも保険は資産運用とは言えません。
確定拠出年金(iDeCo)や、NISA制度の活用がおすすめです。
保険で保障と貯蓄を兼ねるという発想は捨てて、「保険は保険、貯蓄は貯蓄」と分けて考えていきましょう。
投資の始め方は、下記の記事にまとめています。
子育て世代の生命保険
お子さんがいるご家庭は、ネットの掛け捨て保険で備えましょう。
わが家は、2021年12月に第一子が生まれたのを機に、メットライフ生命に加入しました。