フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 堀内都喜子

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感想

・2019年にワークライフバランス世界1位の国、フィンランド。そこにはゆとりある生き方のヒントがあるのかもしれないと思い、本屋でジャケ買いをしました。

・「しっかり休んで、効率よく働く」ということは、私たちが一番できていないことかもしれません。フィンランド人は、有給取得率がほぼ100%夏休みを1ヶ月取得するなど、働き方がとても素晴らしい
・「フィンランドの法律によれば、夏期休暇は12勤務日以上の連続した休みを与えなければならない」となっているそうで、有給取得5日を義務化した日本とでは、雲泥の差であることがわかります。

 

 

著者プロフィール

・長野県生まれ。フィンランド、ユヴァスキュラ大学大学院で修士号を取得。

・フィンランド系企業を経て、現在はフィンランド大使館で後方の仕事に携わる。

 

内容と考察

・フィンランドと日本との差を見せつけられ、日本の働き方、ライフスタイルという点で、働く世代に対する、もっといえば人に対する「やさしさ」が不足しているように感じました。

・フィンランドと日本との差は一言で言えば、「ゆとり」の有無によるものだと思います。

 

印象に残ったフィンランドの慣習は下記のとおりです。

・夏休みは1か月とる
・1日2回のコーヒー休憩
・接待は夜とは限らない(コーヒー会談やサウナでのひと時もある)
・身近にある自然を楽しむ
 
「フィンランドには自然享受権という慣習法がある」そうです。これは、「土地の所有者に損害を与えない限り、誰もが他人の土地への立ち入りや自然の恵みを受けることを認めるもの」であるとのことです。
自分の家の庭先で、見知らぬ人がコーヒーブレイクをしているという事態も、あるのかもしれません。
 
・どうやれば、定時に帰宅し、夏休みを連続して取ることができるようになるのでしょうか。ITを導入したり、無駄なタスクを削ったりすることで、作業効率を上げていくことは大切だと思います。加えて、最終的には「割り切りと覚悟」のかなと思います。
・改善できない理由を考えるのではなく、どうやったら改善できるかを追求していくことが大切なのだと思いました。